タミフルはどこで買える?効果や値段・飲み方を解説

インフルエンザの治療薬として広く知られる「タミフル」は、発症後の症状悪化を防ぎ、回復を早めるために使用されるお薬です。本記事では、タミフルがどこで処方してもらえるのかといった入手方法をはじめ、その効果、費用の目安、正しい服用方法まで、わかりやすく解説します。

「インフルエンザかもしれない」と感じたときにどう行動すべきか知りたい方や、事前にタミフルについて理解して備えておきたい方にとって役立つ内容となっています。ぜひ参考にしてください。

目次

タミフルはどこで処方してもらえるの?

タミフルは医師の処方箋が必要な医療用医薬品です。そのため、基本的には医療機関を受診して処方してもらう必要があります。

発熱や寒気、全身のだるさなど「インフルエンザかもしれない」と感じた場合は、内科や小児科などの病院・クリニックを受診しましょう。医師がインフルエンザと診断した際に、治療薬としてタミフル(または症状・年齢に応じて別の抗インフルエンザ薬)が処方されます。処方箋を受け取ったら、薬局でタミフルを購入するという流れが一般的です。

なお、タミフルは市販薬として販売されていないため、薬局でも処方箋なしで購入することはできません。法律上、処方箋のない入手は認められていないため、「インフルエンザかも」と思ったときには自己判断で探すのではなく、必ず医療機関を受診し、適切な診察と処方を受けてください。

おすすめはオンラインクリニック

近年は、通院せずに自宅から診療を受けられるオンラインクリニック(オンライン診療)を利用してタミフルを処方してもらうことも可能になりました。スマホやパソコン越しに医師の診察を受け、そのまま処方薬を自宅へ届けてもらえるため、インフルエンザの疑いがある状態で外出せずに済み、安全かつ便利に治療を始められます。

オンライン診療には、次のようなメリットがあります。

オンライン診療のメリット
  • 自宅で完結
    予約・診察・支払い・薬の受け取りまで、すべて自宅で完結します。通院の手間がなく、待合室でほかの患者と接触するリスクも避けられます。
  • 夜間や休日も受診できる
    オンラインクリニックの多くは、24時間対応や土日祝の診療を行っています。平日の日中に病院へ行く時間がない方でも、自分の生活に合わせて受診しやすいのが魅力です。
  • 待ち時間が少なくスムーズ
    スマホで問診に回答し、その後オンライン診察を受ける流れは非常にシンプル。対面診療より待ち時間が短いことが多く、10分程度で診察〜処方が完了するケースもあります。薬の到着もスピーディーです。

    このように、オンラインクリニックなら通院する必要がなく、自宅で必要な薬を受け取れるため、体調がすぐれないときに非常に心強い選択肢となります。

    ・高熱で外出がつらい

    ・小さなお子さんがいて病院に行きにくい

    ・仕事が忙しくて通院時間が取れない


    といった方にとって、オンラインでタミフルを処方してもらえるサービスは大きなメリットとなるでしょう。

    オンラインクリニックにおける費用比較

    では、オンラインクリニックでタミフルを処方してもらう場合、どれくらいの費用がかかるのでしょうか。ここでは、代表的なオンライン診療サービスである「デジクリ(デジタルクリニックグループ)」と「フィットクリニック」の料金を比較してご紹介します。

    診察料(オンライン診療料)、薬代、送料の目安は次のとおりです。

    項目

    デジクリ(デジタルクリニック)

    フィットクリニック

    オンライン診察料(初回) 1,650円(税込)初回のみ 0円(初診料無料)
    タミフル薬代(10カプセル) 9,500円(税込)ジェネリック 7,800円(税込)※ジェネリック
    配送料 全国一律 約550 全国一律 約550
    公式サイト

    ※いずれも自費診療(保険適用外)での税込価格です。

    オンラインでタミフル(オセルタミビルのジェネリック)を入手する場合、フィットクリニックは初診料が無料で薬代も割安なため、トータル約8,0008,500円前後で利用できる点が大きな魅力です。

    一方でデジクリは、初回のみ診察料1,650円がかかり、薬代もやや高めに設定されています。ただし、その分メリットもあり、たとえば以下の特徴があります。

    • タミフル以外にもゾフルーザ(1回服用で治療が完結する薬)など取り扱い薬が豊富
    • 地域によっては当日中に薬が届く「バイク便(有料)」サービスが利用可能
    • 2回目以降は診察料が不要で、薬代+送料のみ(約10,000円程度)で利用できる

    以上から、初回費用はデジクリの方が合計で約11,000円前後とやや高めになりますが、利便性や薬の選択肢を重視する方には適しています。

    どちらのオンラインクリニックも、正規の医療機関が提供するサービスであり、処方される薬の品質や効果に違いはありません。費用やサービス内容の違いを踏まえて、自分のニーズに合った方を選ぶと良いでしょう。

    といった形で使い分けるのもおすすめです。

    タミフルの効果

    タミフルは、インフルエンザウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬です。ウイルスが体内で広がる際に必要な酵素(ノイラミニダーゼ)の働きを阻害し、感染した細胞から新たなウイルスが放出されるのを防ぎます。その結果、体内でウイルスが増えるスピードを遅らせ、症状の悪化や重症化のリスクを下げる効果が期待できます。

    A型・B型どちらのインフルエンザにも有効で、適切に服用すれば発熱期間を短くし、気管支炎や肺炎などの合併症予防にも役立ちます。

    服用タイミングが重要

    タミフルの効果を最大限に得るためには、発症後できるだけ早く(目安は48時間以内)に服用を開始することが大切です。インフルエンザウイルスは感染後およそ2日で体内量がピークに達するといわれています。症状が現れてから2日以内にタミフルを飲み始めれば、ウイルスの増殖を大幅に抑えられるため、

    • 発熱期間が約1日短縮される
    • 症状の程度が軽く済む

    といった効果が期待できます。

    反対に、発症から時間が経ち、ウイルスがすでに増え切ってしまった状態では、薬の効果は十分に発揮されません。そのため、「インフルエンザかもしれない」と感じたら、早めに医療機関を受診してタミフルを含む抗インフルエンザ薬の適切な処方を受けることが重要です。

     

    注意:風邪には効果なし

    タミフルはインフルエンザウイルスに対して効果を持つ薬であり、一般的な風邪(原因となるウイルスが異なる)には効きません。あくまで、医師によりインフルエンザと診断された場合に意味のある薬です。

    なお、タミフルには「予防投与」という使い方もあり、事前に服用することで発症を防ぐ効果が期待できます。ただし、この方法は特定の状況に限り行われるもので、詳しくは後述のQ&Aで説明します。

    タミフルの飲み方

    タミフルを処方された場合は、効果を十分に発揮させるためにも、決められた用法・用量を守って正しく服用することが重要です。以下では、一般的なタミフルの飲み方のポイントをまとめて解説します。

    服用量・期間

    通常、成人(体重37.5kg以上)の場合は 175mg12回(朝・晩)、5日間連続で服用 するのが標準的な治療法です。
    医師から特別な指示がある場合は、必ずその指示に従ってください。

    症状が軽くなっても自己判断で中断すると、体内にウイルスが残ってしまう可能性があります。処方された日数分は必ず飲み切ることが大切です。

    小児の場合は体重に応じて用量が調整されます。小児用のタミフルドライシロップが処方されることもあるため、医師・薬剤師の指示どおりに確実に服用させてください。

    飲むタイミング

    タミフルは 食前・食後どちらでも服用可能 ですが、胃への負担を軽減するためには食後の服用がおすすめです。

    • 朝と夜の服用は、12時間程度の一定間隔 を空けると効果的です。
    • 飲み忘れた場合は、気づいた時点で服用し、次回は指示どおりの時間に戻してください。

    ただし、次の服用時間が近い場合は、2回分をまとめて飲まないようにしましょう。
    一度にまとめて服用すると、副作用のリスクが高くなるため、飲み忘れ分は飛ばし、次回分から再開します。

    その他の注意点

    • 食事は普段どおりで問題ありませんが、体力を消耗しやすい時期なので、消化の良いものや十分な水分補給を心がけましょう。
    • アルコールは特に禁忌ではありませんが、体調が万全でない間は控えるのが無難です。
    • タミフル以外の解熱鎮痛剤などを併用してよいか迷う場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。
    • 服用中に強い吐き気や下痢など気になる症状が続く場合は、自己判断せず医療機関へ連絡しましょう。

    よくある質問(QA

    Q:子どもでもタミフルを飲めますか?

    A:はい、子どもでも服用できます。
    タミフルは生後2週間以上の乳児から高齢者まで、幅広い年齢層に使用できる薬です。小児向けにはカプセルではなくドライシロップ(粉薬)が用意されており、体重に応じた適切な量が処方されます。

    ただし、小児や未成年がタミフルを服用する際は、保護者がしっかり見守ることが推奨されています(異常行動などの項目については後述の副作用のQ&Aをご参照ください)。

    Q:インフルエンザの予防目的でタミフルを飲んでもいいの?

    A:特定の場合を除き、予防目的での服用は一般的ではありません。
    タミフルは基本的に「発症後の治療薬」ですが、

    • 受験や重要なイベントを控えている
    • 家族内でインフルエンザ患者が出て濃厚接触があった

    など、「どうしてもインフルエンザにかかれない事情がある場合」に、医師の判断で予防投与が行われることがあります。

    予防投与の際は、11回の服用を10日間続けるのが一般的です。この期間中、発症リスクを抑える効果が期待できます。

    ただし、

    • 保険適用外(自費診療)で費用負担が大きい
    • 全てのケースで推奨されるわけではない

    といった点に注意が必要です。希望する場合は、必ず医師に相談し、メリット・デメリットを理解した上で判断してください。

    Q:タミフルに副作用はありますか?

    A:はい、タミフルにも副作用が存在します。

    よく見られる副作用

    • 吐き気
    • 嘔吐
    • 下痢
    • 腹痛

    これらの症状は一時的なことが多く、インフルエンザそのものによる胃腸症状と区別がつきにくい場合もあります。

    まれに報告されている重い副作用
    異常行動や精神神経症状が指摘された例があり、特に10代の患者で転落事故などの報告が過去にありました。
    そのため日本では、

    タミフル服用後2日間程度、小児・未成年者を一人にしないように注意喚起

    が行われています。

    ただし最近の調査では、異常行動はインフルエンザそのものが高熱で引き起こす可能性があることも示されており、タミフルだけが原因とは断定されていません。

    とはいえ、お子さんがタミフルを服用する際は、念のため保護者が目を離さないようにしてください。

    その他、ごくまれに皮疹やアレルギー症状が現れることもあります。

    「様子がおかしい」「副作用かもしれない」と感じたら、自己判断せずすぐ医師に相談しましょう。

     

    Q:タミフルは市販されていますか?

    A:いいえ、市販はされていません。

    タミフルは処方箋医薬品のため、薬局で購入するにも医師の処方箋が必要です。
    ドラッグストアやネット通販などで自由に買うことはできません。

    海外では処方箋なしで販売されている国があるものの、個人輸入は品質リスクや副作用時のサポートが受けられないなどの危険が伴います。
    国内では必ず正規の医療機関を受診して処方してもらいましょう。

     

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