呼吸器内科 呼吸器内科

呼吸器内科では、呼吸の異変や肺の病気、気管支の病気など呼吸器に関連するさまざまな症状を診察します。一般的な風邪から喘息、気管支炎、肺炎、肺がん、COPD(慢性閉塞性肺疾患)まで、呼吸の異変や肺の病気、気管支の病気など呼吸器に関連するさまざまな症状を取り扱います。

こんな症状は呼吸器内科にご相談ください。

  • 咳が長引いている

    咳が長引いている

  • 色のついた痰がでる

    色のついた痰がでる

  • 呼吸困難息切れ

    呼吸困難息切れ

  • ゼイゼイ・ヒューヒューと呼吸音が続く

    ゼイゼイ・ヒューヒューと呼吸音が続く

  • いびき昼間の眠気

    いびき昼間の眠気

  • 胸の痛みがある

    胸の痛みがある

ドクターランドの呼吸器内科検査の特徴

呼吸器内科は、「咳」「痰」「息切れ・息苦しさ」が気になる時に受診しましょう。
呼吸器内科では、必要に応じて以下のような検査を行います。

  • CTによる呼吸器検査

    CTによる呼吸器検査

    検査時間は約5分と短く、痛みはありません。撮影による副作用もなく、1ミリ単位での画像スライスの為、わずかな病変も発見出来ます。

  • 血液検査

    血液検査

    アレルギーの有無や種類を調べ、アレルギーが原因で咳が出ているかどうかを判断します。また、肺炎の診断や、糖尿病などの生活習慣病を合併していないかなどを調べるために行うこともあります。

  • 呼吸器検査

    呼吸器検査

    吐いた息に含まれる一酸化窒素の濃度を測定する呼気NO検査、呼吸の機能を調べるスパイロメトリー、気道の状態を調べるモストグラフ、血液中の酸素や二酸化炭素の濃度を測定する検査などがあります。

  • 画像検査

    画像検査

    主に胸部レントゲン検査を行い、肺に異変がないかどうかを確認します。

呼吸器内科に関連する
代表的な疾患

  • 肺炎

    肺炎

    気道を通して侵入した細菌やウイルスなどの病原体に感染することで、肺に炎症が起こっている状態です。
    肺内で増殖し、炎症が引き起こされた状態です。肺炎は呼吸器の病気の中でも比較的よく見られます。

  • ウイルス性肺炎

    ウイルス性肺炎

    インフルエンザウイルスやRSウイルスなどのウイルスに感染することで生じます。ウイルス性肺炎では、酸素と二酸化炭素のガス交換を行う“肺胞”という組織が障害され、発熱や咳を生じるほか、重症になると呼吸困難を伴うこともあります。

  • 過敏性肺炎

    過敏性肺炎

    真菌胞子などを含むチリやほこり、あるいは特定の化学物質などの抗原を繰り返し吸い込むことによって、肺にある小さな空気の袋(肺胞)や最も細い気道(細気管支)の内部や周辺に炎症が起こり発生ましす。 主に発熱、せき、喀痰、息切れなどの症状が起こります。
    また少量の抗原に長期間さらされることで、上記のような急性症状ではなく、せきと運動時の息切れから徐々に始まる慢性型の症状もあります。

  • 誤嚥性肺炎

    誤嚥性肺炎

    本来気管に入ってはいけない物が気管に入り(誤嚥)、そのために生じる肺炎です。 老化や脳血管障害の後遺症などによって、飲み込む機能(嚥下機能)や咳をする力が弱くなると、口腔内の細菌、食べかす、逆流した胃液などが誤って気管に入りやすくなります。

  • 気管支喘息

    気管支喘息

    空気の通り道である気道に炎症が続き、さまざまな刺激に気道が敏感になって発作的に気道が狭くなることを繰り返す病気です。発作的に咳や痰が出て、ゼーゼー、ヒューヒューという音を伴って息苦しくなります。夜間や早朝に出やすいのが特徴です。

  • 急性気管支炎

    急性気管支炎

    風邪よりもさらに奥の気管支(下気道)で炎症が起き、インフルエンザ、パラインフルエンザ、コロナなどのウイルス感染が原因で、特に秋から冬に発生しやすくなります。
    いわゆる風邪はウイルス感染が原因で発生した喉(上気道)の炎症ですが、さらに奥の気管支(下気道)にまで炎症が広がると気管支炎となります。また細菌感染が原因となることもまれにあります。

  • 気胸

    気胸

    肺に穴があいて肺から空気が漏れ、タイヤのパンクのように肺がしぼむために、胸痛、咳や息切れなどが生じる気胸。穴があく原因の多くは、肺の表面に「のう胞」が生じ、これが破れるためです。
    気胸は若くて背の高い痩せた男性によく起こりますが、60歳頃を過ぎるとタバコなどの原因により、正常な肺の構造が壊れる肺気腫が増えてくるため、気胸になる人も増加します。

  • 肺結核

    肺結核

    結核菌という細菌が肺に感染して起こる病気です。肺以外にもリンパ節、腸、骨などにも感染します。肺結核は人から人に感染します。

  • 肺真菌症

    肺真菌症

    菌を吸い込むことによって発病する感染症 です。 皮膚の水虫は白癬菌(はくせんきん)によっ て起こる「表在性真菌症」で、肺や脳などに起こる病気は「深在性真菌症」といいます。 真菌の種類は様々で、カンジダやアスペルギルス、クリプ トコッカス、ムコールなど、種類により病変が異 なります。

  • 肺水腫

    肺水腫

    肺の血管の外側に液体が異常に溜まった状態で、原因により静水圧性肺水腫、透過性亢進型肺水腫、混合型肺水腫に分類されます。息切れ・呼吸困難、咳、痰、喘鳴(ゼーゼーした呼吸)などの症状がみられます。

  • 肺化膿症

    肺化膿症

    別名肺膿瘍(はいのうよう)とも呼ばれ、感染症などによって肺が破壊され、内部に微生物や膿がたまった状態で、熱、喀痰、咳、食欲不振、全身倦怠感、体重減少などがみられます。
    肺膿瘍は、一般より抵抗力が低下している人に発症しやすいとされています。

  • 慢性閉塞性肺疾患

    慢性閉塞性肺疾患

    タバコ煙を主とする有害物質(日本ではほぼ100%タバコが原因)を長期に渡り吸入することで、肺が炎症を起こした病気です。
    呼吸機能検査で、正常に戻すことができない気道の空気の流れが悪くなった所見(気流制限)を認められるのが特徴です。
    徐々に進行する労作時の息切れと慢性の咳、痰の症状がみられます。

肺炎

気道を通して侵入した細菌やウイルスなどの病原体に感染することで、肺に炎症が起こっている状態です。
肺内で増殖し、炎症が引き起こされた状態です。肺炎は呼吸器の病気の中でも比較的よく見られます。

ウイルス性肺炎

インフルエンザウイルスやRSウイルスなどのウイルスに感染することで生じます。ウイルス性肺炎では、酸素と二酸化炭素のガス交換を行う“肺胞”という組織が障害され、発熱や咳を生じるほか、重症になると呼吸困難を伴うこともあります。

過敏性肺炎

真菌胞子などを含むチリやほこり、あるいは特定の化学物質などの抗原を繰り返し吸い込むことによって、肺にある小さな空気の袋(肺胞)や最も細い気道(細気管支)の内部や周辺に炎症が起こり発生ましす。 主に発熱、せき、喀痰、息切れなどの症状が起こります。
また少量の抗原に長期間さらされることで、上記のような急性症状ではなく、せきと運動時の息切れから徐々に始まる慢性型の症状もあります。

誤嚥性肺炎

本来気管に入ってはいけない物が気管に入り(誤嚥)、そのために生じる肺炎です。 老化や脳血管障害の後遺症などによって、飲み込む機能(嚥下機能)や咳をする力が弱くなると、口腔内の細菌、食べかす、逆流した胃液などが誤って気管に入りやすくなります。

気管支喘息

空気の通り道である気道に炎症が続き、さまざまな刺激に気道が敏感になって発作的に気道が狭くなることを繰り返す病気です。発作的に咳や痰が出て、ゼーゼー、ヒューヒューという音を伴って息苦しくなります。夜間や早朝に出やすいのが特徴です。

急性気管支炎

風邪よりもさらに奥の気管支(下気道)で炎症が起き、インフルエンザ、パラインフルエンザ、コロナなどのウイルス感染が原因で、特に秋から冬に発生しやすくなります。
いわゆる風邪はウイルス感染が原因で発生した喉(上気道)の炎症ですが、さらに奥の気管支(下気道)にまで炎症が広がると気管支炎となります。また細菌感染が原因となることもまれにあります。

気胸

肺に穴があいて肺から空気が漏れ、タイヤのパンクのように肺がしぼむために、胸痛、咳や息切れなどが生じる気胸。穴があく原因の多くは、肺の表面に「のう胞」が生じ、これが破れるためです。
気胸は若くて背の高い痩せた男性によく起こりますが、60歳頃を過ぎるとタバコなどの原因により、正常な肺の構造が壊れる肺気腫が増えてくるため、気胸になる人も増加します。

肺結核

結核菌という細菌が肺に感染して起こる病気です。肺以外にもリンパ節、腸、骨などにも感染します。肺結核は人から人に感染します。

肺真菌症

菌を吸い込むことによって発病する感染症 です。 皮膚の水虫は白癬菌(はくせんきん)によっ て起こる「表在性真菌症」で、肺や脳などに起こる病気は「深在性真菌症」といいます。 真菌の種類は様々で、カンジダやアスペルギルス、クリプ トコッカス、ムコールなど、種類により病変が異 なります。

肺水腫

肺の血管の外側に液体が異常に溜まった状態で、原因により静水圧性肺水腫、透過性亢進型肺水腫、混合型肺水腫に分類されます。息切れ・呼吸困難、咳、痰、喘鳴(ゼーゼーした呼吸)などの症状がみられます。

肺化膿症

別名肺膿瘍(はいのうよう)とも呼ばれ、感染症などによって肺が破壊され、内部に微生物や膿がたまった状態で、熱、喀痰、咳、食欲不振、全身倦怠感、体重減少などがみられます。
肺膿瘍は、一般より抵抗力が低下している人に発症しやすいとされています。

慢性閉塞性肺疾患

タバコ煙を主とする有害物質(日本ではほぼ100%タバコが原因)を長期に渡り吸入することで、肺が炎症を起こした病気です。
呼吸機能検査で、正常に戻すことができない気道の空気の流れが悪くなった所見(気流制限)を認められるのが特徴です。
徐々に進行する労作時の息切れと慢性の咳、痰の症状がみられます。

呼吸器内科での専門治療

禁煙外来

禁煙外来

生活習慣病の大きな原因の一つの喫煙は、「ニコチン依存症」という病気です。喫煙により、肺がんや咽頭がん、ぼうこう癌など種々の癌になりやすくなり、COPD(肺気腫)などでは酸素吸入療法が必要になることがあります。「ニコチン依存症」は薬を使うことにより、禁煙達成率の向上します。自分の力では、なかなか禁煙できない方は是非ご相談ください。当院では、薬による禁煙をサポートします。

禁煙外来の流れ

  • 1.喫煙状況やニコチン依存度、禁煙の関心度などをチェックし、呼気中一酸化炭素濃度などを検査します。その後、病状に合わせて治療方法を説明いたします。
  • 2.詳細に診断を行った上で禁煙開始日などを決定し、禁煙補助薬(飲み藥、貼り薬など)を処方します。
  • 3.定期的(およそ2週間~4週間おき)に来院いただき、禁断症状の確認や対処法などをカウンセリングしながら、治療を進めていきます。

睡眠時無呼吸検査(簡易検査)

睡眠時無呼吸検査(簡易検査)
睡眠時無呼吸検査(簡易検査)

睡眠無呼吸症候群とは
睡眠時無呼吸症候群(sleep apnea syndrome=SAS)とは睡眠中に呼吸が止まる(無呼吸)、または浅く・弱くなる(低呼吸)ことで十分な睡眠が取ることができず日常生活に障害を引き起こす疾患です。
日中の眠気は、作業効率の低下、居眠り運転事故や労働災害の原因にもなります。SASの病態で最も多いのが上気道を睡眠中に塞がる又は、部分的に狭くなることで起こる閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)です。
OSASになると体は睡眠中酸欠状態になり、少ない酸素を全身にめぐらすため心臓や血管に負担がかかります。この状態が長く続くと様々な生活習慣の合併を引き起こす可能性があります。
閉塞性睡眠時無呼吸症候群は既に治療法が確立されていますので、正しい治療を受けることで症状の改善が期待されます。
成人男性の約3~7%、女性の約2~5%にみられます。男性では40歳~50歳代が半数以上を占める一方で、女性では閉経後に増加します。

検査方法
就寝時、簡易型ポリソムノグラフィー(睡眠評価装置)を使用して、睡眠障害、睡眠時無呼吸(睡眠時無呼吸症候群)の有無を調べる簡易検査です。
※この検査はご自宅で出来る検査です。