当院では一般の予防接種のほか、中学生以上のさいたま市公費負担の接種、海外赴任前の接種・感染症検査も可能です。
お支払いいただいてからのご予約となりますので、受付時間内に直接ご来院の上、ご予約をお願いいたします。
| ワクチン名 | 対象 | 自己負担金(税込) |
|---|---|---|
| インフルエンザ |
|
今シーズンは終了しました |
| 肺炎球菌 | これまでに23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)の接種を1回も受けたことがなく、以下に該当する方
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4,600円 |
| 帯状疱疹 | (1)65・70・75・80・85・90・95・100歳を迎える方※ (2)100歳以上の方(令和7年度のみ)※ (3)60歳以上65歳未満で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能の障害を有する者として厚生労働省令で定める方 (4)接種日時時点で50歳以上の方で、上記(1)(2)(3)に該当しない方 ※(1)(2)(3)は定期予防接種対象者、(4)はさいたま市独自助成対象者です。 定期予防接種対象者と市独自助成対象者で、一部内容が異なります。詳しくはさいたま市HPをよくご確認ください。 |
生ワクチン(水痘)5,000円 組換えワクチン(シングリックス) 1回あたり18,200円 |
対象者、助成費用等の詳細については、こちらからご確認ください。
| ワクチン名 | 料金(税込) |
|---|---|
| インフルエンザ | 調整中 |
| 肺炎球菌ワクチン(成人) | 8,000円 |
| 肺炎球菌ワクチン(小児) | 11,000円 |
| MR麻疹風疹混合 | 10,000円 |
| 麻疹ワクチン | 6,000円 |
| 風疹ワクチン | 6,000円 |
| 水痘ワクチン | 7,000円 |
| ムンプスワクチン(おたふくかぜ) | 6,000円 |
| BCG | 10,000円 |
| A型肝炎ワクチン(3回接種) | 1回 7,000円 |
| B型肝炎ワクチン(3回接種) | 1回 6,000円 |
| 破傷風トキソイド | 4,000円 |
| ロタリックス(2回接種) | 1回 15,000円 |
| ロタテック(3回接種) | 1回 9,000円 |
| 二種混合 | 5,000円 |
| 日本脳炎 | 7,000円 |
| 不活化ポリオ | 10,000円 |
| 子宮頸がんワクチン:ガーダシル(3回接種) | 1回 18,000円 |
| 子宮頸がんワクチン:シルガード9(3回接種) | 1回 30,000円 |
| 帯状疱疹ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン) | 7,000円 |
| 帯状疱疹ワクチン(シングリックス)(2回接種) | 1回 22,000円 |
肺炎球菌
肺炎球菌感染症とは、グラム陽性細菌の肺炎レンサ球菌(肺炎球菌)という細菌が感染して起こる病気です。この菌は、特に冬から春先にかけて、日本人高齢者の鼻や喉の約3~5%に常在しており、咳やくしゃみなどで飛沫感染します。肺炎球菌は自然宿主として、健康で体力がある状態であれば、肺炎球菌感染症を引き起こすことはありません。しかし、免疫力低下や体調不良の時に肺炎、敗血症、副鼻腔炎、気管支炎、中耳炎、髄膜炎等、重い合併症を引き起こすことがあります。健康であっても、高齢者が肺炎球菌に感染すると症状や合併症が重くなる傾向があります。 肺炎球菌に感染しやすいのは、5歳以下の乳幼児と65歳以上の高齢者です。
水痘
「水痘・帯状疱疹ウイルス」というウイルス感染することによって起こる病気です。。感染力がとても強いため、咳やくしゃみなどを通じた飛沫感染をはじめ、空気感染や接触感染によって広まる。子どもの場合、初期症状は発熱と発疹であることがほとんど。38度前後の熱が続く中、全身に紅斑(赤くて小さな発疹)がブツブツと現れ始める。この紅斑は胸やおなかを中心に、頭皮や足、顔、口の中と全身に広がるのが特徴。その後、1週間ほどかけて、強い痒みを伴う水膨れ、かさぶたへと変化していく。数日にわたって紅斑が次々と現れるため、紅斑や水膨れ、かさぶたが混在していることも多い。一方、大人の場合は、発疹の前から全身の倦怠感や発熱が見られることも。子どもと比較した場合、熱はより高くなり、発疹はより痒みが強くなることが多いといわれている。さらに重症化すると、脳炎や肺炎などを合併することもある。
子宮頸がん
子宮頸がんの原因は、ほぼ100%がHPVというウイルスの感染であることが明らかになっています。 子宮頸がんの原因である発がん性HPVは、皮膚と皮膚(粘膜)の接触によって感染するウイルスで、多くの場合、性交渉によって感染すると考えられています。発がん性HPVは、すべての女性の約80%が一生に一度は感染していると報告があるほどとてもありふれたウイルスです。
HPVは100種類以上のタイプがあります。このうちの約15種類は子宮頸がんの原因となることが多いため、発がん性HPVと呼ばれています。 中でも、HPV 16型とHPV 18型と呼ばれる2種類は、子宮頸がんを発症している20~30代の女性の約70~80%から見つかっています。HPVにはハイリスク型とローリスク型があり、子宮頸がんを引き起こすのは発がん性HPVといわれるハイリスク型のみです。子宮頸がんになるまでには、通常、数年~十数年と長い時間がかかるので、定期的な子宮頸がん検診を受けていれば、がんになる前の状態(前がん病変)を発見し、治療することが可能です。
子宮頸がん予防ワクチンは、発がん性HPVの中でも特に子宮頸がんの原因として最も多く報告されているHPV16型と18型の感染を防ぐワクチンです。感染を防ぐために3回のワクチン接種で、発がん性HPVの感染から長期にわたってからだを守ることが可能です。
インフルエンザ予防接種を考えている方は早めに接種を済ませ、流行を乗り切りましょう。特に注意が必要なのは、重症化しやすい高齢者の方です。65歳以上では予防接種で発症を3~4割減らし、死亡の8割を防ぐことが出来るといわれております。新型コロナ流行によりインフルエンザ感染者は減っていましたが、昨年は季節外れの流行が続きました。これからのシーズンは注意が必要です。状況によりワクチンが不足する場合もございますので、接種ご希望の方はお早めの接種をおすすめいたします。シーズン中にインフルエンザに罹患した方もインフルエンザワクチンの予防接種は推奨されております。ご検討ください。
| 接種期間 | 10月1日~無くなり次第終了 |
|---|
| 個別接種 | 集団接種 | |||
|---|---|---|---|---|
| 内科 | 小児科 | 内科 | 小児科 | |
| 対象 | 小学生以上 個別接種予診票 |
0歳6か月~未就学児 個別接種予診票 |
中学生以上 ※集団接種では65歳以上の公費接種は実施致しません 集団接種予診票 |
小学生以下 ※同伴者も同時接種可能 集団接種予診票 |
| 実施日 | 2025年10月1日~ ※ワクチンがなくなり次第終了 毎日(土日含む) |
10月 18日、26日 11月 9日、15日、30日 土曜日と日曜日の上記日程 |
10月 11日、19日、26日 11月 8日、16日、29日 土曜日と日曜日の上記日程 |
|
| 時間 | 月・土・日 9:30~11:00/15:30~17:30 ※土曜日・日曜日は集団接種PMのみ 上記の時間帯で実施 火~金 15:30~17:30 |
月~金 9:30~12:30/ 14:30~17:15 土 10:00~12:00/ 15:00~17:30 |
10:00~13:00 ※10/26(日)の小児科に関しては14:30~17:30 |
|
| 料金 | 4,000円/回 小学生以下は2回目3,500円 |
1回目・2回目とも 3,000円/回 ※現金での料金前払いのみ |
||
| ※小学生以下の方は2回接種が必要です(中学生以上の方は原則1回) | ||||
| 予約 | WEB予約 | WEB予約 ※在庫があれば予約なしでも接種可 |
||
| 持ち物 | 診察券・保険証 | 母子手帳・診察券・ 保険証・子ども医療証 |
診察券・保険証 | 診察券・ 保険証・子ども医療証 |
| 注意事項 |
|
|||
| さいたま市高齢者インフルエンザ予防接種 | |
|---|---|
| 対象 | 接種日の時点でさいたま市に住民登録があり、次の①、②に該当する方 ①65歳以上の方 ②接種日時点で60歳以上65歳未満で、厚生労働省令で定める、心臓・腎臓又は呼吸器等の機能に極度の障害(身体障害者手帳1級相当)を有する方。 |
| 実施日 | 令和7年10月1日~令和8年1月31日の毎週火曜日~金曜日の9時30分~10時45分(※祝祭日を除く) |
| 料金 | 1,600円(税込)※助成後の金額です |
| 持ち物 | マイナ保険証・本人確認書類・予防接種予診票 (さいたま市定期予防接種実施医療機関で事前にお受け取りください。) 個人負担金 身体障害者手帳または診断書等 ※接種日時点で60歳以上65歳未満で、厚生労働省令で定める、心臓、腎臓または呼吸器等の機能に極度の障害(身体障害者手帳1級相当)を有する方のみ |
| 注意事項 | 【接種費用が免除になる方】 接種対象者で下記のいずれかに該当する方は、免除対象確認書類を提示することにより無料で接種を受けることができます。(ただし、接種費用が無料となるのは接種期間内に1回のみです。) ※接種後の個人負担金の返金はできません。
証明書類:次のア・イ・ウのいずれか <ア 介護保険料決定通知書または介護保険料納入通知書> 毎年7月に担当部署から65歳以上の方へ送付されます。市民税課税区分欄が「世帯 非課税」となっているものに限ります。 <イ 後期高齢者医療資格確認書> 限度区分が「区Ⅰ」「区Ⅱ」となっているものに限ります。 <ウ 市町村発行の無料券(上記ア・イの証明書類をお持ちでない方のみ)> 【さいたま市以外にお住いの65歳以上の方】 お住いの市によって、接種料金が異なります。また、お住いの市所定の予診票の持参が必須となります。お忘れになると接種出来ませんので、ご注意ください。 詳しくはお住いの市町村へお問い合わせください。 |
今年度は東振協とのインフルエンザ予防接種の契約はしておりませんので、助成対象外となります。
当院での接種は当院設定料金が全額自己負担となりますので、ご注意ください。
新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンとの同時接種は可能ですが当院では同時接種は実施しておりません。片方のワクチン接種後の2週間後からもう片方のワクチンが接種可能とさせていただきます。
併せて、インフルエンザワクチン以外のワクチンは、新型コロナワクチンと同時に接種できません。こちらも、互いに片方のワクチンを受けてから2週間後から接種可能となります。
今年度は集団接種を実施することになりました。一般接種と異なる点が多々ございますので、ご理解のうえご予約ください。ご予約後当院来院時や接種後の変更はお受けいたしかねます。
内容確認の上、チェックを入れないと予約できません
※必ず対象区分を御確認の上、ご予約ください。
万が一対象以外のご予約があった場合には自動的にキャンセルさせていただきます。各ご予約枠は順次開放いたします。
帯状疱疹の原因は水ぼうそう(水痘)と同じウイルスです。
帯状疱疹は、体内の水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスが活動を再開することで発症します。
主に子どもの頃に、このウイルスにはじめて感染すると、水ぼうそうを発症します。
そして、水ぼうそうが治った後も、ウイルスは脊髄から出る神経節という部位に潜んでいます。
普段は体の免疫力によってウイルスの活動が抑えられているため発症することはありませんが、免疫力が低下するとウイルスは再び活動、増殖しはじめます。
そして、ウイルスは神経の流れに沿って神経節から皮膚へと移動し、帯状に痛みや発疹(ほっしん)が出る帯状疱疹を発症します。
日本の成人の約9割が帯状疱疹の原因となるウイルスを持っているといわれており、50歳以上の方はワクチン接種が有効です。
帯状疱疹の治療が遅れたり、治療しなかったりした場合には、発熱や頭痛のような全身的な症状が現れることがあります。
水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスは、神経の流れに沿って障がいをおよぼすことから、目や耳など感覚器の神経を傷つけると、視力の低下や難聴などを引き起こします。運動神経を傷つけると、腕が上がらなくなるなどの麻痺や、おしっこが出ない排尿障害などの合併症につながることもあります。
これらの症状は障がいや後遺症として残ることがあるので、注意が必要です1)。
また、皮膚症状(水ぶくれなど)が治まった後も、痛みが長期間続くことも知られています。
帯状疱疹後神経痛といい、50歳以上の発症者の2割程度に見られるといわれています。
帯状疱疹の発症率は50歳以上で増加し、50代、60代、70代と加齢に伴ってさらに増加します。
また、帯状疱疹後神経痛(PHN)への移行リスクも加齢とともに高くなるといわれています。
そこで、50歳以上の方には帯状疱疹のワクチン接種が可能です。
ワクチン接種により、水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスに対する免疫力を高めて、帯状疱疹の発症を予防することができます。
また帯状疱疹を発症したとしても軽症で済み、帯状疱疹後神経痛などの後遺症の予防にもつながるとのデータもあります。
(他のワクチン同様、完全な発症を防ぐものではありません。)
R4.9月現在、国内で流通するワクチンは2種類あります。
ワクチンの種類が違うので、接種対象者や、接種回数、料金も異なります。
当院では両方のワクチン接種が可能です。
ワクチンの違いなどは内科にてご相談下さい。
尚、当院では事前予約制となり、キャンセル不可となります。ご注意下さい。
また、他のワクチンと最低2週間は接種間隔を空ける必要があります。
スケジュールをご検討のうえ、ご予約ください。
| ワクチン名 | 乾燥弱毒生水痘ワクチン | シングリックス |
|---|---|---|
| ワクチンの種類 | 生ワクチン | 不活化ワクチン |
| 対象年齢 | 50歳以上 | 50歳以上 |
| 接種回数・方法 | 1回・皮下注射 | 2か月開けて2回・筋肉注射 |
| 金額(1回・税込) | 7,000円 | 22,000円 2回 |
| 発症予防効果 | 約50% | 90%以上 |
| 神経痛予防効果 | 約67% | 約90% |
| 持続効果 | 5年程度 | 9年以上 |
| 副反応 | 注射部の痛み・腫脹・発赤 | 注射部の痛み・腫脹・発赤、 筋肉痛、倦怠感、頭痛 ※生ワクチンよりも 強く出る可能性あり |
| 禁忌者 | 免疫抑制状態の方 | |
| メリット | 値段が安い 1回接種で完結 |
予防効果が高い 持続期間が長い 免疫抑制状態の方でも接種可能 |
| デメリット | 持続効果が短め 免疫抑制状態の方には 接種出来ない |
2回接種 費用が高い 副反応が強め |
海外では、命に関わる感染症にかかるリスクがあります。命を守るため、また感染症を持ち込まないためにも、国や地域によって必要な予防接種を受けることをおすすめします。また、入国の際に予防接種を受けたという証明書が必要な国や地域もありますので、事前にご確認ください。
必要な予防接種は、渡航先の国や地域とその状況、その方の年齢や健康状態等によって異なります。多くのワクチンが基礎接種完了までに複数回の接種が必要となります。ご出発までに余裕をもってご予約ください。国別の感染症情報等については、下のボタンからご参照ください。
厚生労働省検疫所FORTH
※渡航先によって、複数のワクチンを複数回接種する必要があります。渡航予定日の3~6か月前には、予防接種についてご相談ください。
| ワクチン | 価格/回 (税込) |
接種回数 (推奨) |
有効期間 |
|---|---|---|---|
| A型肝炎 | 7,000円 | 3回 | 5~10年以上 |
| B型肝炎
B型肝炎 以前は輸血や医療従事者の注射針による針刺し事故など血液を介した感染が問題とされていましたが、現在ではB型肝炎の母親から生まれる新生児期を中心とした感染と、性行為(唾液や体液の接触)を通じた感染の2つが主な原因となっています。渡航先での性交渉などの可能性がある人には接種をおすすめしています。 |
6,000円 | 3回 | 10年以上 |
| 破傷風
破傷風 破傷風菌は世界中の至る所に存在し、日本でも毎年患者が発生しています。 |
4,000円 | 3回 | 10年 |
| 狂犬病
狂犬病 狂犬病は、発病すればかなりの確率で発症後3日~5日で死亡する病気と言われています。 |
15,000円 | 3回 | |
| 日本脳炎 | 7,000円 | 3回 | 4年 |
| 麻疹 | 6,000円 | 2回 | ほぼ永久的 |
| MR(麻疹+風疹) | 10,000円 | 2回 | ほぼ永久的 |
| おたふくかぜ (ムンブス) |
6,000円 | 2回 | ほぼ永久的 |
| 水痘
水痘 「水痘・帯状疱疹ウイルス」というウイルス感染することによって起こる病気です。。感染力がとても強いため、咳やくしゃみなどを通じた飛沫感染をはじめ、空気感染や接触感染によって広まる。子どもの場合、初期症状は発熱と発疹であることがほとんど。38度前後の熱が続く中、全身に紅斑(赤くて小さな発疹)がブツブツと現れ始める。この紅斑は胸やおなかを中心に、頭皮や足、顔、口の中と全身に広がるのが特徴。その後、1週間ほどかけて、強い痒みを伴う水膨れ、かさぶたへと変化していく。数日にわたって紅斑が次々と現れるため、紅斑や水膨れ、かさぶたが混在していることも多い。一方、大人の場合は、発疹の前から全身の倦怠感や発熱が見られることも。子どもと比較した場合、熱はより高くなり、発疹はより痒みが強くなることが多いといわれている。さらに重症化すると、脳炎や肺炎などを合併することもある。 |
7,000円 | 2回 | ほぼ永久的 |
| ポリオ | 10,000円 | 必要数 | 数10年 |
| 3種混合(
ジフテリア
・
ジフテリア ジフテリアは、感染した患者の咳などにより、人から人に感染します。 百日咳
・
破傷風
) 破傷風 破傷風菌は世界中の至る所に存在し、日本でも毎年患者が発生しています。 |
5,000円 | 必要数 |
B型肝炎
以前は輸血や医療従事者の注射針による針刺し事故など血液を介した感染が問題とされていましたが、現在ではB型肝炎の母親から生まれる新生児期を中心とした感染と、性行為(唾液や体液の接触)を通じた感染の2つが主な原因となっています。渡航先での性交渉などの可能性がある人には接種をおすすめしています。
一般的に健康な成人の感染では、大体が一過性感染ですので、急性肝炎の経過をとるものと不顕性感染となるものがあり、いずれも終生免疫を得ます。
一過性感染例では急激な悪化により死亡する例(約2%)以外では、ほとんどの場合は、およそ3か月で肝機能が正常化し治ります。
ワクチンは4週間間隔で2回接種し、さらに、20~24週間後に1回接種します。
破傷風
破傷風菌は世界中の至る所に存在し、日本でも毎年患者が発生しています。
※主に30歳以上の成人の方が感染する可能性が高いと言われています。
破傷風はケガの傷口から感染するので、冒険旅行などでケガをする可能性のある人におすすめするワクチンです。特に、途上国では、ケガをしやすく、治療が遅れると命に関わることもございますので、接種をおすすめ致します。
破傷風ワクチンは3種混合ワクチン(ジフテリア、破傷風、百日せき)に含まれていますので、12歳の時に定期予防接種で破傷風・ジフテリアワクチンを受けていれば、20代前半位までは免疫がありますので、接種は不要になります。
30歳以上の人、または追加接種を受けていない人は、1〜3回の接種を受ける必要があります。
その後は、1回の追加接種で10年間有効な免疫がつきます。
狂犬病
狂犬病は、発病すればかなりの確率で発症後3日~5日で死亡する病気と言われています。
海外では、オセアニアなど一部の地域を除きイヌだけでなくキツネ、アライグマ、コウモリなどの動物に咬まれたり、傷口・目・口など粘膜を舐められたりすることで感染する危険性が高まります。
※日本では1957年以降、狂犬病の感染はないため、通常では狂犬病の予防処置は必要ありません。しかし、最近では2006年にフィリピンでイヌに咬まれて帰国後に発症し死亡したケースもございます。海外での長期滞在、特に研究者などで動物と直接接触し感染の機会の多い場合や、秘境や奥地などへの渡航ですぐに医療機関にかかることができない人には、おすすめするワクチンです。ワクチンは4週間隔で2回接種し、さらに6か月から12か月後に3回目を接種します。3回のワクチン接種後、6か月以内に咬まれた場合には咬まれた当日と3日後の2回の接種が必要です。また、6か月経過後に咬まれた場合には咬まれた当日、3日、7日、14日、30日、90日の6回のワクチン接種が必要となります。
風しん(三日ばしか)
風しんウイルスが感染者の飛まつ(唾液のしぶき)などによって他の人に感染します。
主な症状として発疹、発熱、リンパ節の腫れ(3つの主な症状)が認められます。3つの症状がそろわない人も多く、感染しても症状がでない人は約15~30%程度います。通常は自然に治りますが、まれに脳炎になったり、血小板という血液の成分が減少して、皮膚に紫斑が現れる人もいます。関節が痛くなる人もいます。
症状が出る前後の約1週間は、周りの人にうつす可能性があります。
先天性風疹症候群の発生率は、予防接種率が最低であるアフリカと東南アジアで、最高となっています。
風しんワクチンを受けていない方、風しんにかかったことがない方、どちらも不明な方は風しんの予防接種をご検討ください。
※妊娠期間中は予防接種を受けられません。
水痘
「水痘・帯状疱疹ウイルス」というウイルス感染することによって起こる病気です。。感染力がとても強いため、咳やくしゃみなどを通じた飛沫感染をはじめ、空気感染や接触感染によって広まる。子どもの場合、初期症状は発熱と発疹であることがほとんど。38度前後の熱が続く中、全身に紅斑(赤くて小さな発疹)がブツブツと現れ始める。この紅斑は胸やおなかを中心に、頭皮や足、顔、口の中と全身に広がるのが特徴。その後、1週間ほどかけて、強い痒みを伴う水膨れ、かさぶたへと変化していく。数日にわたって紅斑が次々と現れるため、紅斑や水膨れ、かさぶたが混在していることも多い。一方、大人の場合は、発疹の前から全身の倦怠感や発熱が見られることも。子どもと比較した場合、熱はより高くなり、発疹はより痒みが強くなることが多いといわれている。さらに重症化すると、脳炎や肺炎などを合併することもある。
ジフテリア
ジフテリアは、感染した患者の咳などにより、人から人に感染します。
ロシア、東ヨーロッパに長期間行く人におすすめするワクチンです。
ジフテリアワクチンは1968年(昭和43年)から始まった3種混合ワクチン(ジフテリア、百日せき、破傷風)に含まれています。(※3種混合ワクチンの製造は行われなくなり、順次販売が中止されていきます(厚生労働省健康局結核感染症課事務連絡:平成26(2014)年3月12日付)。
定期の予防接種で2種混合ワクチン(ジフテリア、破傷風)を12歳の時に受けていれば、20代前半くらいまでは免疫がありますので、それまでは接種は不要となります。
30歳以上の人、または追加接種を受けていない人は、1〜3回の接種を受ける必要があります。
その後は、1回の追加接種で10年間有効な免疫がつきます。
※人により接種方法が変わりますので、ご来院の上ご相談ください。
破傷風
破傷風菌は世界中の至る所に存在し、日本でも毎年患者が発生しています。
※主に30歳以上の成人の方が感染する可能性が高いと言われています。
破傷風はケガの傷口から感染するので、冒険旅行などでケガをする可能性のある人におすすめするワクチンです。特に、途上国では、ケガをしやすく、治療が遅れると命に関わることもございますので、接種をおすすめ致します。
破傷風ワクチンは3種混合ワクチン(ジフテリア、破傷風、百日せき)に含まれていますので、12歳の時に定期予防接種で破傷風・ジフテリアワクチンを受けていれば、20代前半位までは免疫がありますので、接種は不要になります。
30歳以上の人、または追加接種を受けていない人は、1〜3回の接種を受ける必要があります。
その後は、1回の追加接種で10年間有効な免疫がつきます。
破傷風
破傷風菌は世界中の至る所に存在し、日本でも毎年患者が発生しています。
※主に30歳以上の成人の方が感染する可能性が高いと言われています。
破傷風はケガの傷口から感染するので、冒険旅行などでケガをする可能性のある人におすすめするワクチンです。特に、途上国では、ケガをしやすく、治療が遅れると命に関わることもございますので、接種をおすすめ致します。
破傷風ワクチンは3種混合ワクチン(ジフテリア、破傷風、百日せき)に含まれていますので、12歳の時に定期予防接種で破傷風・ジフテリアワクチンを受けていれば、20代前半位までは免疫がありますので、接種は不要になります。
30歳以上の人、または追加接種を受けていない人は、1〜3回の接種を受ける必要があります。
その後は、1回の追加接種で10年間有効な免疫がつきます。
ジフテリア
ジフテリアは、感染した患者の咳などにより、人から人に感染します。
ロシア、東ヨーロッパに長期間行く人におすすめするワクチンです。
ジフテリアワクチンは1968年(昭和43年)から始まった3種混合ワクチン(ジフテリア、百日せき、破傷風)に含まれています。(※3種混合ワクチンの製造は行われなくなり、順次販売が中止されていきます(厚生労働省健康局結核感染症課事務連絡:平成26(2014)年3月12日付)。
定期の予防接種で2種混合ワクチン(ジフテリア、破傷風)を12歳の時に受けていれば、20代前半くらいまでは免疫がありますので、それまでは接種は不要となります。
30歳以上の人、または追加接種を受けていない人は、1〜3回の接種を受ける必要があります。
その後は、1回の追加接種で10年間有効な免疫がつきます。
※人により接種方法が変わりますので、ご来院の上ご相談ください。
院では感染症検査を実施しています。
採血により抗体の有無(ワクチン接種の必要性)および現在の感染の状態を確認します。
→ 抗体値が基準値を超えている場合は、予防接種が不要な場合があります。
→ 抗原・抗体の有無を調べ、現在罹患しているか否かを確認します